ちょっと面白いものを購入することができました。

見た目がアカムツのように見えますが、別の魚です。この魚は『ハチジョウアカムツ』と呼ばれる魚だと思います。
思いますというのも、お店の表記が『ハチビキ』と記載されていたのですが、捌いてみたら身が白い。
別名赤サバと呼ばれるハチビキの身は白身魚なのに真っ赤でマグロのような見た目になるそうです。
ハチビキではないとなると……あの高級魚、のどぐろことアカムツさんかな? と思いましたが、捌いてみた感じそれも違う。アカムツはお腹あたりに黒い膜があり、のどの奥が黒く見えるからのどくろって呼ばれているのでこれも違う。
こうやって調べていったら、ハチジョウアカムツという名前に行きついたわけです。
このお魚は八丈島などの小笠原諸島のほうで漁獲される魚で、アカムツとは別種の魚です。ハマダイの仲間だとか。
たんぱくだけどしっかりとうまみがあり、料理を選ばないなんでも使えそうな魚のようです。
初めての魚なのでここはやっぱり刺身かな? と思ったのですが、普通の刺身で食べるのも面白みがないので一工夫加えようと思います。
その名も【刺身のごま油和え】

刺身に一工夫と思って調べてみたら、この食べ方が評価高いんですよね。
なんかお酒に合いそうな予感がします。まあ、お酒をあまり飲まない方なんですけど。
作り方は、非常に簡単です。材料も家にあるものだけでざっくりできそうですね。
というわけで早速作り方を紹介していきたいと思います。
材料
・刺身 ・・・・・・1柵(今回はハチジョウアカムツを適当に!)
・ごま油 ・・・・・・約大匙1杯
・ニンニク(チューブ)・・・・・・お好みで
・クレイジーソルト ・・・・・・3つまみほど
作り方
1.刺身を食べやすいサイズにカットする

まずは食べやすいサイズにカットしましょう。ぶつ切りにしてもいいと思いますが、ごま油などが染みやすいように、少し薄く切るといいと思います。
2.にんにくとごま油を入れて和える
刺身をお皿に移してごま油とニンニク、クレイジーソルトを入れて混ぜ合わせていきます。

紹介されていた作り方では普通の塩を使っています。
ただ、直感ですがハーブを混ぜたクレイジーソルトの方が風味が出るのでは? と思ったのでこっち使いました。
それに乾燥した油で和えるタイプの料理は乾燥ハーブがちょっと入っているとおしゃれに見えるんですよね!
そういった理由で今回はクレイジーソルトを使っています。
もしない場合は塩を軽く振ってあげてください。
混ぜ混ぜしてごま油が刺身になじんできたら完成!
実食
完成したのが冒頭にもあったこちらです!

ちょっとピリ辛な要素も入れていいかなと思い、少しラー油もたらしてみました!
作った感じごま油のいい香りが食欲を刺激してくれます。正直、普通の刺身よりもおいしそう。
一口食べてみるとごま油が刺身になじんでいておいしさを引き立たせてくれているように感じました。
塩気とニンニクの風味がご飯を一緒にと思わせるほどに濃い味がします。
ハチジョウアカムツを普通の刺身として食べてみた時と比べて、一段と味の主張が強くなったように感じました。
上品な味わいの刺身からがっつりくる感じに変わったような? そんな感じがします。
作ってみた感じ、マグロやサーモン、カツオなんかでやってみるとおいしいかなと思いました。
もし夕食に出た刺身を余らしてしまったらごま油和えにしてみるといいかもしれませんね!
よかったらぜひ作ってみてください。