いつものようにお魚屋さんに行ってきました。
何かいいものないかなと思ったんですが、いろいろな影響で魚がほとんどありませんでした。パッとしない魚と、よくてカンパチぐらい?
それとは別に大量にあるスルメイカ……。とりあえず購入しますよね。
後何を購入しようかなと思った時、「あと車海老がひと箱あるよ」と出してくれました。
ヤバい、高級エビの車海老キター! って感じですね。
しかも1キロ、そこそこの量が入っています。エビで何を作ろうかと思って調べたらあの韓国料理が出てきました!
せっかく美味しいエビが手にはいったのだから作っていこうと思います!
調理開始っ!
という訳で今回の食材がこちらっ!

車海老です。現在氷で〆てる最中です。エビは時間が経つとアミノ酸が分解されて黒くなっていくそうです。見た目も悪く、味も悪くなっていくんですね。
そのため車海老をはじめとしたエビ類は生きている状態かボイルで売られているわけですね。
甘エビとか牡丹エビは生きていないですが早めに食べないと残念なことになっていきますよ。
生きている車エビはそのままだと暴れまわるので氷水で〆るわけですね。
カンジャンケジャンとかカンジャンセウはイカの沖漬け感覚で生きたままつけると聞いたことありますが、さすがに可愛そうなのでキッチリ〆て作っていきたいと思います。
カンジャンセウを作るために使う材料はこんな感じ!
【車海老のカンジャンセウ】
- 材料
- 車海老 :17匹
- 牡蠣醤油 :200cc
- 日本酒 :100cc
- みりん :100cc
- リンゴ :1/2個
- ニンニク :2欠片
- 生姜 :2/3個
- 玉ねぎ :1/2個
- 砂糖 :大匙1.5杯
- 青唐辛子 :1パック
- 輪切り赤トウガラシ :適量
ちょっと材料が多いですが、手間がかかる分かなりおいしい料理です。
しかも車海老を使っているのでおいしいの確定!
張り切って作っていきましょう!
1.カンジャンセウのタレを作る

最初にカンジャンセウのタレを作っていきます。
タレは材料と一緒に煮詰めた後、車海老を付けることができる温度になるまで覚ます必要があります。
それなりに時間がかかるわけですね。なので最初にタレを作っていこうと思います。
まずはタレに入れるものをカットしていきましょう。
煮詰める時に入れるものでカットが必要なのは、リンゴ、玉ねぎ、生姜、にんにくです。生姜やリンゴなどは皮ごと入れてやりましょう。
煮詰める具の方が準備出来たら次はメインのタレを準備します。

まず鍋の中に水300cc、醤油、みりん、調理酒、砂糖を加えましょう。
醤油以降の材料は、冒頭の材料を参考にお願いしますね!
鍋の中に醤油などをいれたらリンゴなどの切った材料を入れていきます。

切った材料と昆布を入れて火にかけていきます。
沸騰するまで火にかけて、ある程度煮えてきたら昆布をとりましょう。
昆布をとった後は、野菜や果物がくたくたになるまで煮詰めていきましょう。

大体この程度になったら昆布をとります。

そしてこのぐらいまでくたくたになったら火を止めます。
ざるでこしてタレをボウルに移したら冷ましていきましょう。
冷めたらタレの準備は完了!
冷めたらつけていきましょう。
2.車海老をタレに漬けていく

まずはタレに漬ける準備をしていきましょう。
車海老と一緒に漬ける青唐辛子……がよかったんですが、売ってなかったので代わりに用意したしし唐を適当に切っていきます。

続いて車海老の下拵え。
まずは背ワタを取ります。その後本当はエビの尻尾の先を整え、足と髭をとるという下拵えをする必要があります。
今回は面倒だったので背ワタを取るまでしかやってません……。
一通りの下拵えができたらタッパーに敷き詰めていきます。

敷き詰めた車海老の上に、しし唐と輪切りの乾燥赤唐辛子を入れていきます。
ここまで出来たら準備完了。あとはタレが冷めるまで待機。

タレが冷めたらタッパーの中にタレを流し込んでいきます。
これで1日冷蔵庫で寝かせれば、韓国でも有名なあの料理、カンジャンセウの完成です!
スーパーとかでぱっと売っている赤エビじゃない、自宅で作る車海老のカンジャンセウ! おいしいこと間違いなしですよコレ!
もうこの段階でわかる。絶対においしい。
という訳で一晩漬けたものをお皿に盛り付けていくっ!
実食っ!
という訳で、完成したのがこちらっ!

なんか普通に美味しそうなのができました。
いや待って、本当に美味しそうなんだけどっ!
さっそく食べていきたいと思います。御飯泥棒と言われるほどうまいというカンジャンセウ。せっかくなので白いごはんと一緒に食べようと思います。
まずは殻を剥いて、海老味噌をご飯にかけて……。

大体こんな感じっ!
ご飯を混ぜて海老と一緒に、いただきますっ!
ヤバい。これはやばい。
流石ご飯泥棒と言われるだけのことがある。それほどまでにうまいです。
ぷりぷりのエビ、ちょっとニンニクの効いたタレ、これが白いご飯にすごく合う。御飯をどんどん駆け込んで一気に食べ終わってしまいました。
それほどまでに美味しい。このタレとエビの甘味の相性も抜群ですね。
また、ちょっとピリッとした味付けもご飯を駆け込みたくなる味に一役買っていると思います。海老味噌も濃厚、個人的には頭の部分が一番おいしく感じました。
ご飯泥棒の名は伊達ではありませんでしたね。
まとめ
今回は韓国の名物料理であるカンジャンセウを作ってみました。
魚屋さんでとてもおいしそうな車海老を購入できたのがよかったのかもしれませんね。
ご飯泥棒であるカンジャンセウは以外にも簡単に作れました。
醤油ベースのタレにエビを漬けるだけ。醤油タレもスーパーで売っている材料で簡単に作れました。
車海老で作ったカンジャンセウはとてもおいしく、白いごはんを駆け込みたくなるような味でした。
ご飯泥棒という名は伊達ではありません。それほどまでに美味しい。
今回は車海老で作りましたが、ぶっちゃけこんな高級食材を使わなくても多分おいしいものは作れます。
スーパーの食材で作るのならお頭付きのアルゼンチン赤エビなんていうのはオススメです。
カンジャンセウはとてもおいしいのでぜひ作ってみてください。
という訳で今回はここまで!
ごちそうさまでした!