いつものように魚屋さんにいってきました。正直、外に出るのって魚などの食材を買いに行くときかクリーニングを取りに行く、後仕事の時以外外に出ないんですよね。
コロナで外出自粛と言われてますが、ぶっちゃけ生活あまり変わってません。そもそも買い物と仕事以外で外でないですからね。
ところがどっこい、残念なことに周りの環境が変わってしまいました。
どこのお店も時間短縮、飲食店に関しては在庫を残しても食材を悪くするだけなのであまり購入せず。漁師もあまり魚を捕りに行きません。
結果、魚屋さんの品ぞろえもだんだん悪くなってきました。まあ、漁師が魚を捕りに行かなければ魚がないですからね。今はコロナで大変な時期、これも仕方がないのかもしれません。
そんな魚屋さんの中で、一つだけ大きな魚がいました。思わず購入してしまいましたので、今回はそいつを使って料理をしていきたいと思いますっ!
料理開始っ!
今回のお魚はこちら!

立派な尾長鯛、と言うことで買ってまいりました。
品ぞろえが悪い中、堂々と自分の存在を主張する尾長鯛。なんと4キロもあるらしく、値段もそれなりにしました。
と言っても5000円ぐらいです。
僕から言わせればかなり安いっ!
尾長鯛はそれなりの高級魚で大体キロ2000円を超えます。
前に買った時はキロ2800円ぐらいでした。まあ、四月、5月辺りは値段が落ちるとは言え、4キロ5千円と言うことは大体キロ1250円。
値段が落ちてもキロ1600円は超えるだろう高級魚の尾長鯛がこの値段はそれなりにお買い得でした。
尾長鯛で何を作ろうかと考えた時、ポワレと言う調理法を見つけたので、今回はそれにチャレンジしてみます。
という訳でほかの材料はこちら!
【尾長鯛のポワレ~ライム添え~】
- 材料
- 尾長鯛 :4切れ
- ブラックペッパー :適量
- 小麦粉 :適量
- ライム :一切れ
今回はこんな材料で行きたいと思います。
初めての調理方なので変にアレンジしないで、まずはシンプルに作ってみようと思いますっ。
1.切り身に下味を付ける

本当は尾長鯛を捌くところからやりたいんですが、仕方ないのでいつものようにやっていきます。
まずは尾長鯛の切り身にブラックペッパーをかけて下味を付けます。
その後別トレイに小麦粉して、皮目だけ小麦粉を付けましょう。

小麦粉を付けた皮目がこんな感じです。
しっかりべっとりつけるというより、一度しっかりつけた後、ある程度払い落して必要な量だけ小麦粉を付けるといった感じでしょうか。
小麦粉を付けることで皮目がパリッと香ばしい感じになるのだとか。
正直ポワレがなんなのかよく分かりませんが、調べた作り方にそう書いてあったのでそれを信じることにします。
ちなみに、調べたところポワレは、弱火でじっくり火を通し、表面をカリと焼く方法だとかなんとか。
イメージすると、オーブンなどでローストビーフを作る時の調理法などがしっくりくるかと。要は低い温度でじっくり焼いて、外目仮っと、中をふんわり和らげる調理法という認識をしました。
という訳で、ここまでの下処理を終えたら早速焼いていきましょう。
2.カリっと焼いていく

まずはフライパンに油を垂らして火にかけます。
強火でいいのでフライパンを熱して、十分温まったら火を弱火にしましょう。
そしてお魚を投入。
皮目を下にしてフライパンに並べてください。
皮は火が通るときゅっと縮んで身が丸みを帯びた感じになってしまいます。
そうならないように、身を抑えてぎゅっと焼いてあげてください。
弱火のままじっくりと焼いていきましょう。大体8分ほどじっくり火を通すと、こんな感じになります。

大体7から8割ぐらい火が通った状態とでも言いましょうか。
なんか鶏肉みたいですね!
片面だけで大体8割ほど火が通ったら裏返してさっと火を通しましょう。

裏返した後の焦げ目がいい色をしていますね。とっても美味しそうです。
後は4分ほどじっくりと火を通した後、1分ほどそっと置いといてあげれば完成!
後はこれをお皿に並べて食べるだけ。
並べる時に、ライムをそっと添えてあげましょう。結構いい感じになりますよ?
実食っ!
という訳で完成したのがこちらっ!

普通においしそうなものができました。
4キロの尾長鯛を買いましたからね、たくさんあったのでレタスに切り身を添えたカルパッチョ風の何かも盛り付けてみました。
ちなみにドレッシングはかかっておりません。
あとライムが見た目をさらにおいしそうに見せてくれますね。うん、良い感じです。
ではでは、早速食べてみましょう。
いただきます。
ふんわりとした切り身にライムをちょっと垂らしてお口の中にレッツゴー……うまい‼
余りじっくりと焼いた魚を食べたことがありませんが、すごくふんわりとした感じになりました。
いつもの焼き魚とは別物ですね。前に尾長鯛を焼いて食べたことがあったような気がしますが、それでもここまでのふわふわといい感じの肉っぽい触感ではなかったような気がします。
ローストビーフを作ったことがあって、その時にも思いましたが、温度の違いでかなり触感が変わるんですね!
ローストビーフの時は……確か70度以下の温度でじっくり火を通すと肉の繊維? 細胞? が壊れずうまさが残るとかなんとか。
もしかしたら今回の尾長鯛もじっくりやいたことによって火を通すことで逃げてしまうはずだった魚のうまみ成分がそこそこ残っていたのかもしれません。
僕は料理のプロではないのでそこまでは分かりませんが、なんかいつもと違うようなそんな気がしました!
ライムの風味もいい感じのアクセントになってとてもおいしいですっ!
じっくり焼く調理……また新しいことが学べましたっ!
まとめ
コロナで外出自粛と言われていますが、いつものように魚屋さんに魚を買いに行きました。
正直、外に出るのって買い物と仕事ぐらいなので別にいいかなって思ってます。
今回購入したのは重さ4キロもある大きな尾長鯛。
高級魚である尾長鯛をちょっぴり安く手に入れたので、ポワレと言う弱火でじっくり火を通して、表面はカリっと、中はふんわり仕上げる調理法を実践!
これがとてもおいしく仕上がったんですよね。
焼き方ひとつで、いつもと違ったおいしさに出会える、これも料理の醍醐味ってやつだと思います。
今回は尾長鯛でやりましたがほかの魚でも全然できる料理だと思います。
まあ、サバやアジをフライパンでやるとにおいが……って方には向かないかもですが。いつもと違った魚の美味しさを求めるならやってみてもいいかもしれませんね。
今回もいい感じに美味しそうなのができました。
実はもう一品作っていたのですが……これはまた後で、機会があればと言うことで。
という訳で、ごちそうさまでしたっ!
また次回もよろしくお願いします!