イトウというお魚を捌いている動画を見ました。すぐに値段を調べたら、18000円ぐらいするらしいですね。そこそこの値段がしますね。僕もそんなお魚を手軽に買えるようになりたいものです。まあ、週一でいい魚買っているんですけどね……。
そんなことはさておいて、その動画を見ている時、きまぐれクックのかねこさんがこう言うわけですよ。
「今の時期は鮭がおいしいですからね」
確かに、どこのスーパーの魚売り場に行っても、秋鮭のコーナーが確保されています。すじこにシャケの白子も売ってました。
動画で何回もおいしいと連呼され、スーパーでもたくさん売っているなら鮭を買って作るしかないですよね。だっておいしいもの食べたいですしっ!
という訳で、こんなものを買ってきましたっ。

そう、秋鮭ですっ。
こういう時、普通なら、「秋鮭がおいしいと動画で連呼するのでスーパーで買ってきました」的なことをすると思うんですが、僕はやっぱり捌くところからやりたいので一匹買いましたっ。
ちなみにこれで2キロ越えサイズ、3500円ですっ。結構安いですね、鮭って。
オスの秋鮭を買ってきたので、すじこは入ってません。入っているのはおいしい白子ですね。
いくらとかで楽しむのもありなんですけど、旬の時期なら身を楽しみたいですよね。卵に栄養取られる分、雌って身の味が若干落ちるんです。だから店の人も、身を楽しむなら雄がいいよとオススメされたので、買いましたっ。
正直、鮭を捌くのって初めてなんですよね。なんか思っていたよりも表面がヌルヌルしている。うえ、捌きにくい。
ちょっといらない豆知識ですが、鮭とサーモンは別の種類の魚です。そして鮭は刺身で食べられません。サーモンは生食OKですね。まあ、冷凍処理すれば鮭も生で食べれるらしいです。けど、危険はあるかもなので、自己責任でお願いですっ。僕はやる予定。
さて、秋鮭が手に入ったので、動画でやっていたあのホイール焼きを作ろう、そう思ったんですがね。
でも白子があるじゃないですか。白子の天ぷら、おいしいですよね。
内臓系を後回しにするのはなんか怖いので早く食べたい。という訳で、今回は天ぷらにしようと思いますっ。
ホイール焼きはまた今度。早速作っていきましょうっ。
調理開始っ!
という訳で、今回使う食材がこちらっ!

秋鮭の身と白子、そして皮を天ぷらにしたいと思います。
大した材料は使ってませんが、こんな感じ。
【鮭の白子と身の天ぷら】
- 材料
- 鮭の身 :適当
- 鮭の皮 :適当
- 鮭の白子 :二つ
- 天ぷら粉 :200g
- 水 :360㏄
正直に言います。
鮭の天ぷら作るために、てんぷら粉と水はそこまでいりません。
ですが、家庭で作るなら、鮭の天ぷらだけじゃ物足りないですよね。
なので、シイタケやししとうなどの野菜天ぷらも作っています。
ちなみに4人前ぐらい作っているので……。まあそこそこ時間がかかりましたが。野菜天ぷらのあたりはカット、と言うことで……。
早速作っていきます。
1.白子をカットする

まず、白子をある程度の大きさにカットしましょう。
あ、ちなみになんですけど、秋鮭を捌く段階で下処理済なので、切って、衣つけて揚げるだけなんですね。
下処理でしたことは、血管を取ってお酒、水を一対一ぐらいの割合で混ぜたものに漬けこんだぐらいですね。
お酒で漬けるとにおいも取れていいんですが、つけすぎるとお酒臭いというか、お酒の味が染みてしまいますので、少し水を混ぜてあげるといいかもだと思っています。
2.打ち粉を付けて衣をつけていく


水分の多いものは、まず打ち粉を付けてください。余計な水分のせいで衣のノリが悪くなるので、最初に粉を付けて水気を取るのが一般的な天ぷらの作り方です。多分家庭で海老天とか作る時にやるのではないでしょうか。水気を取ることで、油が跳ねるのをある程度抑えられますし、いいこと尽くしですね。
白子も水気は多いので、念のためというか、一応やっておこうと思ってやってます。
鮭の身と皮も同様に衣につけていきます。

どぼんと入れて写真を撮っているのでアレですが……。
衣を絡めて、油に投入します。にしても、綺麗なオレンジ色。この段階ですごくおいしそうですね。
3.油でさくっと揚げていく

衣をつけたら油へぽーんっ。
ドンドン揚げていきましょう。水気がいい感じに飛ぶと、油にぷかっと浮いてきて、泡が少なくなります。そのぐらいになったらいい感じに揚がった証拠。さっと揚げて、油をきりましょう。アツアツの内にお皿に盛れば出来上がり。
今回はいい感じにできた、と思いますっ!
実食っ!
という訳で、完成したのがこちらっ。

普通においしそうなのができました。
白子の天ぷらって、タラのやつしか食べたことないんですよね。それに、鮭の天ぷらも初です。
ぶっちゃけた話、近場に鮭とかタラが買えちゃうような市場や魚屋さんがなければ、魚捌きにチャレンジしようとなんて思わなかったです。きまぐれクックさんには感謝感謝。
白子から食べてみましょう。いただきます。
うん、ふわっふわ。めちゃくちゃおいしい。ちょっと塩を振ったのですが、それが天ぷらをさらにおいしくさせています。それにしても、鮭の白子ってこんなにおいしいんですね。
切り身の天ぷらもいただいてみましょう。
身がすごくおいしい。やっぱり身は雄の方がおいしいんですね。まあ、秋じゃけは雌も雄もおいしいと思うんですが、今回買った秋鮭はさらにしっかりとした味がします。うまいっ!
ぶっちゃけ、鮭の天ぷらは最高ですっ。
まとめ
今回は、秋鮭を一匹まるまるかって、天ぷらにしてみました。
この秋鮭、店の人に仕入れてもらいました。多分通販とかで買うと、もう少し高くなるんじゃないでしょうか。
値段は一匹3500円。ちなみに銀聖というブランド鮭です。
何度も言うようですが、サーモンと鮭は違いますので、この銀聖という秋鮭は生食できません。
鮭はアニサキスなどの危険がありますので。アレです、サバと一緒。
多分冷凍処理すればいけると思うので、今度チャレンジしてみようかと思います。
鮭の切り身はまだたくさんあります。さてさて、今度は何を作ろうかな。
今回もごちそうさまでした。