さんまの漁獲量が激減。ニュースでもやっていました。
そのせいでさんまの値段が急上昇。スーパーでは1匹180円以上。サンマは好きですが、昔の値段の倍以上の値段がすると思うと、なんだか複雑な気分。
はぁ、どっかに安くておいしいお魚ないかな。
そう思って探してみたら……見つけてしまいました。

そう、ニシンです。
今はニシンが安い。立派な奴を二匹買いましたが、これで150円っ!
一匹当たり75円ですよ。なんてお買い得なんでしょうかっ!
こりゃもう、サンマじゃなくてニシンを買うべきですな、あっはっは。
それぐらいお買い得なお魚です。しかもニシンは骨が柔らかいので食べやすいです。
今回は、このニシンをおいしく調理していきますっ!
調理開始っ!
今回使う食材がこちらっ!

ニシン、と言うことで、これを使って南蛮漬けを作っていこうと思います。
ニシンは骨がとても柔らかいので包丁で簡単にさばけます。
写真は、三枚におろした後、切り身をぶつ切りにしたものです。
骨が柔らかいので、大名下しで簡単に捌け、また骨が柔らかいので血合い骨とか取る必要がないのは非常に楽ですよね。
捨てるところも少ないので、ごみがほかの魚に比べて増えないのもうれしいところかもしれませんね。
さて、ニシン以外の材料をご紹介。
【チキン南蛮の材料】
- 材料
- ニシン :2匹
- 小麦粉 :適量
- 砂糖 :大匙2杯
- 醤油 :大匙2杯
- お酢 :大匙5杯
- 水 :大匙5杯
- カットな野菜たち :1/4袋
- 玉ねぎ :半分ぐらい
大体こんなところでしょうか。
ちゃんと野菜カットするなら、大根などを自分で切るのですが、今回は手軽に作ってしまおうと考えていましたので、スーパーで売っているカットな野菜を使おうと思います。
ほらアレです、サラダ用にすでにカットされた大根とかの入っているアレです。
それを使い、手軽にパパっと作っていきましょう。
1.切り身に小麦粉をまぶして油で揚げる

ニシンに小麦粉をまぶして油で揚げていきます。
油は、適当な鍋に、ある程度入れる感じでOKです。
揚げ物をするみたく、がっつり準備するととてもめんどくさいですからね。ここは簡単にいきましょう。油は半分が浸るぐらい入れれば問題ないですね。
揚げ終わったら、そっと油から取り出して、キッチンペーパーなんかで余分な油をとってあげましょう。
ちなみに、簡単にフライやから揚げをつくりたーいという方にこの作り方はオススメです。油も新聞紙などで丁寧にふき取ってポイでいいですからね。少量なので掃除などもめんどくさくないです。
ただ、この方法だとそこまで量は作れないので、そこは注意してください。
2.野菜と一緒にタレに漬ける

まず、特性タレを作りましょう。
鍋に醤油、砂糖、お酢、水と輪切りの唐辛子を適量軽く沸騰するまで煮詰めます。これで特性たれの完成。

後は、タッパーか何かに、ニシンと野菜、特性タレを入れて漬けていきます。
これである程度完成。
すぐに食べられますが、半日ほど付けた方がおいしくなりますよ。
という訳で、ニシンの南蛮漬け、これにて完成っ。
実食っ!
完成したのがこちらっ!

そこそこいい感じにできたんじゃないでしょうか。小麦粉を付けてあげたので、フライっぽくないですが……。
多分片栗粉で作れば、もう少しそれっぽいものができたかもしれませんね。
見た目についてはまあいいや。
早速食べてみましょう。
いただきます。タレに絡まったニシンを一口で……パクリ。
なかなかいい味していますね。輪切りの唐辛子が、良い感じの味付けになっています。少しピリッとしていながらも、ちょっと甘めの酢のタレが絡まってすごくおいしい。
野菜と一緒に食べると健康になった気分になります。
これ、余談ですが、作ったたれにから揚げをくぐらせてタルタルつければチキン南蛮的なのが作れますので。こちらも絶品です。
まとめ
今回は、めちゃくちゃ安いニシンで南蛮漬けを作ってみました。
手軽に作れてめちゃくちゃおいしいです。
昔なら、きっとさんまの方が安かったので、七輪でさんまを……なんていう展開になっていたと思うんですが、今は真逆なんですね。
漁獲量が減ったせいで秋の味覚の代表であるさんまが高く、どうしても昔と比べてしまいます。でも、魚はさんまだけじゃない、にしんだっておいしいんですよ、と言うことと言われたような気がします。
もし、スーパーとかで安い魚、ニシンや小鯵などを見かけたら試しに作ってみてください。
今日もごちそうさまでした。