この前大きなサワラを仕入れました。

何度もしつこいかもしれませんがあえて出します。シンクの長さにぴったりぐらいの大きなサワラ。めちゃくちゃおいしそうですよねっ!
ちなみにお値段は、このサイズで4276円、マジで安いです。
値段だけ聞けばすごく高そうに見えますが、このサワラ、3.3キロありまして、スーパーで売っている切り身何個分になるんでしょうかね、って感じです。
このサワラを捌いて、切り身を作り、みそたれに漬けました。
前に作った時はタイでしたが、今回、念願のアレを作って食べていきたいと思いますっ!
調理開始っ!
という訳で、今回の食材はこちらっ!

サワラとスズキと言うことで、調理していきたいと思います。
と言いたいところなんですが、サワラについては仕込み済みで、今日は焼くだけです。
なので、仕入れ日に行った仕込みからちょっと説明させていただきます。
今回作ったのはサワラの西京焼きです。
コレ、すごく食べてみたかったんですよね。前に一度、サワラの西京漬けをうまうまする動画を見ました。めちゃくちゃおいしそうでした。
「よし、自分でもサワラの西京焼きを作ろう」
そう思って市場に向かったわけですが、こういう時に限って前日台風だったーなんてことがあるんですよね。
そういうわけで、なかなか手に入らなかったサワラを、今回安く仕入れることが出来ました。
最近、サワラが安くなって、スズキが高くなっているそうですよ。
まず、サワラをパパっとおろして切り身を作りましょう。

ちなみに、この切り身の量で半身分です。8枚ありますが、もうちょっと頑張れた二桁分の切り身を半身から取れそうでしたね。
切り身を作ったら、しっかりと水を取ります。
最近思ったのですが、このタイミングでしっかり水気が取れていないと、冷凍しても痛むんですよね。逆に水気をしっかりとっていれば、血合い部分でさえ赤いまま冷凍されます。臭みなどの主な原因は余計な水分が付着していることですので、めんどくさがらず、しっかりと取りましょう。
ちなみに、今回の冷凍はかなり上手くいって、解凍しても変なにおいが全然しませんでしたっ!
そんな話は置いておいて、切り身ができて水をふき取ることができたら、ジップロックに必要な調味料を入れていきます。

前回と同じく、西京みそ(白みそでOK。スーパーで売ってます)を200g、調理酒を大匙一杯、みりんを大匙一杯ぐらい入れて煉り合せていきます。
良い感じに練り合わさったら、サワラの切り身を入れていきましょう。
正直、全部を西京焼きにするとちょっともったいないので、4切れほど入れていきたいと思います。
そしたらこんな感じ。

後は冷蔵庫で寝かせて焼くだけです。作ったは良いのですが、ちょっと食べるタイミングを逃して、今日の朝まで冷凍していました。
漬け時間はだいたい二日、その後冷凍庫に移して保存しています。多分これで問題ないんじゃないかなと思いますよ。
スーパーでも冷凍の西京漬けって売ってますしね。
漬け終わったサワラを焼いていきましょう。

じっくりこんがり焼いて、焼きあがったらお皿に盛り付けて完成っ!
続いてスズキを切っていきます。と言っても今回はお刺身ですけどね。
冷凍保存する前にしっかり水気を取ったからでしょうか、匂いも全然しない上に、かなり新鮮な見た目をしています。小さなことを気に掛けるだけで全然違いますね。とりあえず、さくっと切ります。

大体こんな感じ。今回は刺身の付け合わせに、昆布と大葉を用意しました。
普通つまかわかめじゃないのと言われてしまいそうですが、昆布でいいんです。
ちょっと名前を忘れてしまいました。確か若狭昆布だったと思います。
それの乾燥したものを買ってみました。出汁を取る用の昆布ではなく、そのまま食べる用の昆布です。

写真のように水で浸して、大きく戻った昆布を縦に裂いて食べるんだそうです。コリコリとした触感がおいしいとお店の人が言っていました。
この昆布を、わかめの代わりに使っていこうと思います。
そんな軽い気持ちで戻したわけですが……。

あ、はい、やり過ぎました。さすがにこの量は多いですね……。
とりあえず、一口サイズに切って、お皿に盛り付けていきます。
良い感じに盛り付けられたら完成っ!
実食っ!
完成したのがこちらっ!

なかなかおいしそうにできたんじゃないでしょうか。ちょっとサワラが焦げてしまったのは残念ですが、焦げたのは皮だけで身は無事です。
結構いいサワラだったので、身が厚く、じっくり焼いていたら焦げてしまいました……。非常に残念です。
そしてお刺身と……あれ、一品多い。
はい、昆布が余りました。なので一品追加して、昆布の酢の物を作ってみました。普通の酢ではなく、三杯酢を使っています。
では早速食べてみましょう。
まずはこのおいしそうな西京焼きから。

ホクホクの身を箸でほぐして、パクリっ!
やっぱりうまい。刺身より焼いたほうが断然おいしいです。しかも脂が乗ってる良いサワラなのでなおさらおいしく感じます。ちょっと漬け時間長かったかなと思ったんですが、魚のうまみを残しつつ引き立ててくれる感じになっています。たまらなくおいしい。
多分、冷凍したのが良かったんですかね。冷蔵庫だと漬かり過ぎていたかもしれません。これは大成功ですねっ!
もしかしたら、スズキ目系の魚は西京焼きが抜群に合うかもしれません。タイだってスズキ目ですし、サバの西京焼きも聞いたことありますが、あれだってスズキ目です。うん、きっとそうに違いありません。また西京焼きを作ってみよーっと。
次は、お刺身を食べてみます。

ちょっと盛り付けを意識してみました。少し変えるだけですごくおいしそうに見えますね。
今回は、食べるのに一工夫加えます。
実は、このスズキをカルパッチョにしようかなって思っていたんですよね。材料がなくてできなかったんですが……。
そこでふと思ったんです。醤油の代わりに塩レモンとかライムをかけてもおいしいんじゃないだろうか、と。
なので今回は醤油の代わりにこれを使います。

レモンの泉っ! なかなかいいセンスをしている商品名ですよね。これ、近くのちょっと特殊なスーパーで買ってきました。
何が特殊買って? そこのスーパー、普通にキャビア売ってます。ね、変なスーパーでしょう。
そこら辺は置いておいて……今回はこのレモンの泉にちょっと塩を加えた……

この特性たれで食べて行こうかと思いますっ!
ワサビをちょっとつけて、レモンたれをちょちょっとつけて、いただきます。
パクリと食べて一番最初に来るのはレモンの酸味。やっぱりレモン系は味が強めですね。でも、口の中に残らず、すっと抜けていき、後から魚のうまみがやってきます。
これ、結構合うっ! おいしいですね。魚って柑橘類の果物相性がいいのでしょうか。
酢漬けってあるじゃないですか。〆鯖のような奴。あれを作る時に使う酢の代わりにレモン汁なんて使ってみたらおいしそうなのが出来そうな気がします。
まあ、漬け時間を細かく調査しないとあたりが引けなさそうですけど……。
何でしょうか、新しい可能性が開いたような、そんなインパクトのある味だったと思います。
個人的な意見ですが、たぶんカルパッチョなどに使われるサーモンや白身魚系は合うんじゃないでしょうか。
まとめ
という訳で、今回はサワラの西京漬けとスズキのお刺身を特性レモンたれで食べてみました。
焼いたサワラはやっぱりうまい。煮つけにしてもサワラは絶品なんですが……、このままだと焼きを楽しんで終わってしまいそうですね。
ちなみに、冷凍保存しているサワラは、お刺身用の柵と焼きようの切り身が3つほど残ってますね。あと、思い付きで作ってみたアレ……。
そこそこの量が残っているので、何を作ろうか楽しみです。
ちょっと話はそれてしまいましたが、まあともかく、サワラはおいしいってことですね。
今回作った西京焼きも、前に作った煮魚や塩焼きと遜色ないおいしさだったと思います。
また、スズキのお刺身は思い付きで、レモンたれにつけて食べてみました。
これが結構正解だったと思います。
カルパッチョにオリーブオイル、酢、ブラックペッパー、レモン汁を入れたドレッシングをかけるとおもんですが、材料を見る限り酸味が強めだと思います。
そこから閃いたレモンたれでこれだけおいしいんですから、他の柑橘系を使った時はどんな味がするのでしょうか。
レモンの泉のような面白そうな商品があったら、また試してみたいと思います。
今日もごちそうさまでした。